白い布巾は白いままで、青い台拭きはいつまでも青くあるべきだ、というのを私のキッチンでの規則にしている。

キッチンは料理をする場所だから、清潔に保つのは原則だが、布巾にシミがあったり、台拭きが煮しめたような色をしているのは、私には耐え難い。時には、ワインがこぼれてしまうことも、お茶をひっくり返してしまうこともある。それを拭くのが台拭きなのだから、シミがついてしまうのは当たり前だ、と相方は私の神経質さにいらつく。

話に夢中になるとついワインやお茶などをひっくり返してしまうことだってある。

話に夢中になるとついワインやお茶などをひっくり返してしまうことだってある。

こちらの水は日本と違って、硬水で、さらに私の住む地域などはかなり硬度の高い水だ。ガラスなどを洗いっぱなしにして乾かしてしまうと、白い水の跡が残ってしまう、排水口なども水がいつも触れるところなので、カルキを除去しないでほっておくと、白いカルキが硬く積もっていく。さらに、この水で白い洗濯物を洗い続けると、白いTシャツやワイシャツがくすんだ薄いグレーのようないやな色になる。本当にやっかいなのだが、お酢を使ってカルキを除去すればピカピカのキッチンになるし、重曹を洗濯時に入れれば、白い洗濯物もきれいに仕上がる。こうした主婦のちょっとした気配りで家をきれいに保てるのだから、がんばる甲斐があるというものだ。

ただ、私はどうしても取れないワインのシミ、お風呂のカビなどには、漂白剤を使う。上手に使えば、シミもカビも簡単に除去できるが、私はついその漂白剤をいろいろと飛び散らせてしまうのである。青いタオルの色が点々と抜けてしまったり、洋服の袖口に漂白剤をつけてしまって、あれよ、という間に色が抜けてしまったり。。。

白い布巾をいつまでも白く保ちたい、というのはわかってあげるけど、黒い洋服を白に変えることはないんじゃない?!と相方には皮肉を言われる。

 

インクブロッター(インク吸い取り器)は、万年筆を頻繁に使っていた頃には必需品だった。私の父の書斎にも起き上がり小法師のような底が曲面になったブロッターがあったように思う。何に使うのか、子供の頃にはよくわからず、おもちゃにして遊んだ記憶もある。このブロッターはベークライト製で、吸い取り紙がロールなっており、紙が汚れたら、切り取る仕組みだ。1936年に設立されたBlumberg & Coという会社で作られた製品で、インクブロッターを”Graf Bluca Piccolo”と名付けていたようだ。これは、多分1950年代の製品だと思われる。ロールはほとんど使われずに残っていて、外観もまるで新品のような輝きがある。

 

 

インクブロッター(インク吸い取り器)

吸い取り紙、ベークライト

h6,5 x w7,5 x d10,0 cm

ロール型のブロッター。

ロール型のブロッター。

ほとんど使用されていなっかたとみえる。

ほとんど使用されていなっかたとみえる。

存在感あり、機能的。万年筆を使いたくなる。

存在感あり、機能的。

万年筆で何か書いてみたくなる。

万年筆で何か書いてみたくなる。