ビールといえば、ドイツ、ドイツといえばビール。
国民の飲み物、と言っても過言ではない。
先日、仕事の関係でお世話になっているデザイナー事務所が引越しをしたので、お披露目をかねての朝食によばれた。その朝食は白ソーセージにビール。こういうこともそんなにここでは珍しくない。
蚤の市に出かけると、必ずどこかで目にするものがある。ずいぶん前に一体何に使うのか不思議に思って尋ねると、それを売っているおじさんだけでなく、周囲にいたおじさん、おじいさんたちが私を取り囲んで嬉々として説明を始めた。
名付けて「ビール温め器」
冷えすぎたビールを温める道具なのだ。日本の方からすると、
「キンキンに冷えたビールこそがおいしい!」
と思われるだろう。しかし、こちらのおじさま方にすれば、冷えすぎたビールは味もしなければ、コクも感じられないのだそうだ。
使い方は簡単で、容器の中に温かいお湯を入れて、ビールに差し込むだけ。
最近は電気の温め器があるそうだけれど、私はまだお目にかかっていない。
一輪挿しにぴったり。
夏に、氷を入れたグラスにこの容器を入れ、花をいけると涼しげでもあり、花持ちも良さそうな気がする。
おうちにお客様がいらしたら、「この一輪挿しは実は。。。」とうんちくを傾けるのも良いかと。でも、ドイツでは誰も知っている品なので、物知り顔で話すこともできないのだけれど。
ビール温め器 (年代不明)
マテリアル不明
h16,0 x ø3,5 cm













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