万年カレンダーという響きはよい。明日も明後日も、そしていつまでも時間が続いてくれることを保証してくれているような気になる。
私が日本にいた頃は、一年中働き通しだった。働いている、ということが特別に自分を必要とされている、証明のように思ったものだ。私がいなくては、この仕事は誰にもできない、とか、私が仕事をたくさんしていることで、みんなが喜んでいる、などと自惚れていた。
ドイツの人たちは、案外時間を上手に使っているなぁ、と思う。仕事を家に持ち込まず、家に戻ったら家族や自分の時間を楽しむ。週末や休暇を大事にする。まぁ、休暇のために働いている、と揶揄されるほどここの人たちは休暇が何よりも大事なのだが。。。
私もすでにこちらの働き方を十分に飲み込んで、「何よりの楽しみは、休暇!」と思っている口ではあるが、それでも休暇から戻ってきた時の仕事のたまり具合にはいまだに閉口している。。。
この万年カレンダーは、タイヤや輸送関係のものを扱っている会社 “Raeder – Zell” の名が入っている。1948年創業なので、創業祝いにでも作った品だろうか。もし、そうだとしたら、なかなか粋な計らいではないか、永遠の繁栄を願っての万年カレンダー。この会社はいまなお続いているので、もし、本当にこれが創業祝い品だったならば、狙いは大いに当たったことになる。
万年カレンダー (1940-50年代)
ベイクライト
h6,0 x w17,0 x d8,5 cm
http://goods.blogmura.com/













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