誰にでも消したい過去はある。

寒い天気が続く。

「消したい過去」と言っても、人から見ればささいな微笑ましい失敗にすぎないことが多い。しかし、当人にしてみれば、いま思い出しても恥ずかしさで赤面してしまう過去には間違いない。

時に恥ずかしさで赤くなり、我が身を隠してしまいたくなる。

時に恥ずかしさで赤くなり、我が身を隠してしまうたくなる。

 

私が小学校の3年生の時、親戚が一堂に集まる時があり、みんなで叔母が作った食事を食べた。食べ終わった一堂を前に、叔母は言った。

「お粗末様でした。」

その時、私は、大人は「ごちそうさま」のことを「お粗末様でした」と言うのだろうと納得した。そして、大きな声で、

「お粗末様でした」と返した。

一堂、ドッと笑いの渦に包まれたが、母がとても恥ずかしそうな顔をしていたのが未だに脳裏に残っている。

 

学生の時、先輩達の研究を夜を徹して下級生の私たちが手伝った。次の日の夜、打ち上げがとある先輩の家で開かれた。徹夜をした私は、空きっ腹にコップ酒を飲み、そこで記憶を失った。

その次の日。誰も昨日の打ち上げの話をしないし、「だいじょうぶ?」という顔をして私を伺い見る。いったい私は何をしたんだろう。酔った勢いとはいえ、なにかやらかしたに違いない。でも、今日の今日までその真実を知らない。

 

社会人になってからも次々に私は失敗を犯す。その度に恥ずかしさで赤くなり、その失敗におののき青くなる。すでに経験もずいぶんと積んでいるはずのいい大人なんだから、もうちょっとマシな歴史を重ねていきたいものである。

神頼み

神頼みで今までの失敗をチャラにしたい。


 

消しゴム

今日は、Eberhard Faber の消しゴムを紹介する。砂消しゴムと普通の消しゴムを金属に差し込んで使う。差し替えができること、また厚みの薄い消しゴムは大変使いやすそうだ。

消しゴム

Eberhard Faber は1922年にニュルンベルグ近くのノイマルクトで設立されている。その後買収劇が繰り返されている。スデッドラーに買われたり、ファーバーカステル社に買収されたりと、数奇な運命をたどっている会社のようだ。