日本人ほど健康志向の高い国民はいないのだろうけれど、その逆はドイツ人ではないかと私は思っている。
もともと寒く雪の多いこの地方は葉物の野菜が採れないことから、新鮮な野菜を食事に取り入れることにかなり遅れをとっていた。
彩のある食事は食欲も湧くと思うのだが。。。
ドイツに来たばかりの日本人美大生が
「ドイツの料理って茶色と黄色だけですよね」と。
茶色=肉、黄色=チーズとジャガイモ。言い得て妙である。
もちろん今は、スーパーに行けば葉物野菜もたっぷりあるし、いろんなレシピもあるのだから、要はドイツ人のやる気だけだ。
三日くらい前だったか、車の中でラジオのニュースで面白いことを言っていた。ドイツ人が一番よく食べる料理は「パスタ」だそうで、40%くらいの人しか家で定期的に料理をつくっていないらしい。驚きだ!
夏になると、気持ちよく庭で食事をすることができる。
こちらの人たちはビールをたらふく飲むこともあって、食事が総じて塩辛い。味見をする前から塩胡椒をぶっかける人がいるくらいだ。
腹八分で栄養と彩りを吟味した食事に情熱をかける日本人、そして栄養よりも何よりもたらふく食べられることに満足するドイツ人、まさに両極な国民性である。
ベークライトとは1900年初頭にLeo Hendrik Baekelandが創り上げた熱に強い樹脂で、その商標である。世界で初めて植物以外の原料を元にして人工的に合成されたプラスチックらしい。(ウィキペディアより)熱に強いため、用途は様々で、主にコンセント口や電気製品の一部に使われることが多かった。しかし、製品化するのにコストがかかること、また熱に溶けにくいことがあだになって、リサイクルしにくい難点があり、今は姿を消しているものの一つである。
今日紹介をするのは、珍しい卓上の塩胡椒、そしてマスタードのセット。1940~50年代の品だ。ドイツ人の大きな手には小さすぎるサイズのようだし、うっすらと積もるほどに塩胡椒を振りかけてしまえば、あっという間に空になってしまいそうである。これは、塩分を気にする日本人ならではの卓上塩胡椒セットのような気がする。
卓上塩胡椒セット(1940 – 50年代)
プレスガラス、ベークライト
















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