ドイツと日本は似ている、とか巷では言われているようだけれど、私からすると理解の範囲をこえているほど違いは大きいように思うのだが。。。どうだろう。
特にお風呂の文化。
ここのところ激務だったから温泉にいこう。
ストレス解消に熱いお風呂にゆっくりつかりたい。
もう長い間、温泉に入っていないから、行きたいねぇ。
私たちのお風呂の意味合いは、身体を清潔にする目的ももちろん有りだが、どちらかというと気持ちの洗濯の意味合いが強いように感じる。
もちろん、ドイツではそんな発想はない。
パートナーと暮らし始めた頃、私はとても不思議に思うことがあった。
「あの人、いつお風呂にはいっているのだろう?」
私たちは一日の汚れと疲れを落とすために、おおよそ決まった時間にお風呂に入る。子供の頃などは母によくせっつかれたものだ。「後が詰まってるんだから、早くお風呂に入りなさい!」
しかし、パートナーは決まった時間どころか、いつ入っているのかもよくわからなかった。
彼の生活習慣を把握できるようになって初めて知った、彼はどこかにでかける前にお風呂に入っている。
お医者の予約が入っている、仕事の約束が入っている、友人と会う。。。つまり、その時間の前になるとおもむろにシャワーを浴びる。女性が出かける前に鏡の前でお化粧をする感覚だ、多分。
つまりだ。人に会わない日はお風呂に入らない、ということになるではないか。。。
幸い、毎日忙しく予定を入れている彼は、どこかの時間でシャワーを浴びている。。。はずだ。
自分の心身を洗い流してサッパリしたいという、日本人。お化粧気分で清潔感を人に与えたいドイツ人。
お風呂一つとっても、その捉え方の違いはくっきり。
ずいぶん前にラジオで聴いた。
仕事上での一番の悩みを国別で紹介していた。
どこの国も同じような悩みを抱えている。仕事中に居眠りをする人がいる、とか、おしゃべりばかりしている同僚がいてむかつく、上司が無能だ。。。などなど。
しかし、ドイツの仕事上の悩みナンバーワンは意外性にあふれていた。
「同僚の匂い」
ちゃんとお風呂にはいろうよ、ドイツ人。
今日紹介するのは、我が家の地下倉庫で見つけたタバコのケース。
シルバー800製。
銀は柔らかいので100%のシルバー製というのは通常ほとんど見られない。シルバー製品などには刻印がしてあるので、そのクオリティを計りやすい。925の刻印は92,5%純銀含有量で、シルバー800といえば、80%ほどの純銀を使われているということだ。
ヨーロッパでは今なお、銀製品は値段も人気も高い。
このケースは大変繊細で丁寧な作りだが、いつのものか、またどこで作られたのか、全くわからない。
とにかく、こんなシンプルで上質なケースを持った紳士がタバコを勧めてくれたら、ノーとは言えないではないでしょう。。。たとえ、その男性が昨日お風呂に入っていなくても、だ。

















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