今日は、御墓参りに出かけた。
私は会ったこともないが、今私たちが住んでいる家を建てた、パートナーからするとおじさんにあたる人たちのお墓だ。
お墓のすぐ横には、パートナーが通った幼稚園と小学校があった。
昔は、石炭が暖房の主たる原料だったせいで、建物は薄汚れた感じだったし、雪が積もると、すぐに白い雪が汚い灰色に染まっていたらしい。
だから、幼稚園と小学校の建物も、今と同じ建物だけれど、ずっとずっと暗い感じで、まるで白黒写真のようだった、と彼の思い出話が始まった。
ある日のこと。
学校の登校時間を間違えた。前日の担任の先生の話を聞かずに友人とおしゃべりをしていたに違いない。
学校へ行くと、もう授業が始まっている。
おしゃべりをしていた相手の子もパートナーと同様、時間を間違えて登校してきた。
二人は、先生の雷が怖くて、教室に遅れて入るくらいなら学校をサボってしまえ!となったらしい。
子供なりに考えに考えた末の決断だったのだろうけれど、まぁ、賢くない。。。
みんなが授業を受けている間、彼ら二人は、公園で遊んだのだが、もちろん時間が気になって遊びに夢中になれない。そわそわして遊んだような気がしない。
ということで、早めに家に帰った。
家に帰ると、もちろんパートナーのお母さんは学校から連絡が入っているので、沸騰寸前。
大爆弾がパートナーの頭にドカンと落ちたのは言うまでもない。
さらに、次の日には先生から第二弾の雷の直撃を受けたらしい。
それ以来、彼は大学生になるまで、学校をサボることだけは怖くてできなかった、というからよほどその時のことがこたえたのであろう。
金髪のかわいい男の子だったパートナーが首を縮めて、涙をポロポロだして、
「ごめんなさい!もうしません!」
と、お母さんにすがりついている姿を想像すると、その可愛らしさに笑えてくる。
通学路にある教会は、天を突き刺すほど大きく見えたし、家のドアも背伸びをしてやっと届いていた。
「世の中はなんて大きいんだろう。」
とおチビのパートナーは圧倒され、先生や両親を脅威と感じつつも、伸び伸びとおおらかに育ったのだろう。
思い出話をする彼の横顔を垣間見た。
俺についてこい!的な親分肌、でも虫一匹も殺せない優しさが同居する彼の性格は、この場所で築かれたのか。。。
今日、紹介するのは、圧力鍋用キッチンタイマー。
実は、壊れて動かない。しかし、時間の目盛り部分に、いろんな料理のおよその所要時間が刻まれている。
ほうれん草を茹でるのは、2分。
ドイツの典型的料理、Schweinebraten 22分。
コンソメスープは40分、などなど。
圧力鍋の歴史を調べてみた。これが案外に古いので驚いた。
1679年には大型の圧力器具がフランスで開発されている。1938年にアメリカで今の圧力鍋に近いものが開発され、第二次大戦後に世界的に広まったようだ。
このキッチンタイマーも圧力鍋が普及した頃に、誰かの家で活躍したに違いない。
圧力鍋を減圧する際に、勢い良く蒸気が吹き出すことがある。
その時、思う。
まるで、パートナーが怒り心頭で私に雷を落とす時みたいだなぁ、と。
「ブログなんか書いてないで、早く寝なさい!!!」
彼から蒸気が吹き出す前に終わりにしよう!
















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