グルメには2種類のタイプがあるそうだ。

今朝は大変な青空が広がり、まさに初春の風が吹いていた。

今朝は大変な青空が広がり、まさに初春の風が吹いていた。

 

健康的であるとか、ないとかは二の次で、ひたすら美食を追求するタイプ、そして「トマトにはリコピン酸が含まれているから食べなくちゃ。。。」などと栄養素を考えて、健康的な食事にこだわるタイプだ。

 

 

言い換えれば、気持ちで食べるか、頭で食べるか、のグルメだ。

 

 

イタリア人やフランス人は、たっぷりと食事をした後、さらに甘い物を注文をし、エスプレッソなどを飲みながらゆったりと時間を過ごす。

 

心から食事を楽しむことができれば、異常な太り方はしないのだ、と誰かからきいたことがある。

 

それにひきかえ、ドイツ人はかなりの素食家だと思う。それでもそのことに満足であるならば、まだしも、たらふく食べておきながら「塩辛すぎるよねぇ〜。」と帰る道すがら不満タラタラ。

だから肥満度も高いのではないか。

 

さて、私の場合、ヨーロッパのチーズだのクリームだのをやたら使った料理に食傷気味だ。それでもそれらを食しながら頭の中では、炊きたての匂い立つ白いご飯と味噌汁、そして納豆を思い描いている。究極の頭脳派グルメだと思いたい。

 

1920年代のコーヒーミル

 

私の趣味は、図らずも男性的でシンプル、女性的なロマンチックでメルヘンな世界とはあまり縁がない。

しかし、こんな品を手に入れることもある。

 

1920年代のコーヒーミル

 

南ドイツやチロル地方の家の外壁、家具、小物には特徴の模様がある。農家を訪れれば、必ずそんな家具や小物の一つや二つはある。

年中お天気も良くないし、家の中も窓が小さく暗いので、こうした華やかな模様が生まれてきたのではないか、と私は思っている。

 

このコーヒーミルもそんな地方色の強い品だ。多分1920年代に、普通の家庭で使われていたものだと思う。多分、初めは何の変哲もないコーヒーミルだったのを後に(多分60年代)この絵柄を入れたものと考えられる。

 

1920年代のコーヒーミル

 

 

そこで、ちょっと気になった。いったいいつごろからドイツではコーヒーを飲まれているのか。

 

調べてみると、1573年にはアウグスブルグのお医者さんがコーヒーのことについて書き残している。1683年にはウィーンに初めてカフェが開かれた。どうやら、トルコからもたらされたらしい。ドイツもそれとほぼ時を同じくして、コーヒーがイギリス、オランダから入ってきているようだ。

 

案外とコーヒーの歴史が長いのに、驚いた。

 

つまり、1920年頃にはすでに多くの人たちに楽しまれる飲み物になっていたに違いない。

 

1920年代のコーヒーミル

 

イタリアに住むパートナーの弟は、毎朝クィッとエスプレッソを飲んで出かける、マイアミでは、カップの底がくっきりと見えるほどの薄いコーヒーを飲んだ。ラオスではコンデンスミルクがカップの半分ほども沈んだ甘いコーヒーを楽しんだ。そういえば、コピ・ルアクというコーヒー豆をいただいて飲んだこともある。

 

一杯のコーヒーでずいぶんと癒される。

一杯のコーヒーでずいぶんと癒される。

場所が違えば、そのコーヒーの飲み方も違う。

コーヒーだけで世界が語れるなぁ、と感じた。

 

 

コーヒーに関していえば、私は気分派グルメだと自負している。